女性|視線をそらす心理3パターン
①横にそらす
女性と目線が合ったとき、横にそらされると「興味がない」サインである可能性が高いと言われています。特に会話中にそらされた場合には注意が必要です。ただし、女性が目をそらすときのスピードによっても意味が変わってくるので注意してください。
目が合ったときに、ゆっくりと横にそらされた場合は、「あなたのことをよく知りたいけれど、どうすれば良いか分からない」という意味で捉えることができます。逆に、目が合った瞬間に即座に目線を横にそらされるのは、恐怖心が原因であると考えられています。会話中に頻繁に目をそらされるほど、可能性が高くなります。
②下にそらす
女性の目線が下にそらされる場合は、恥ずかしさや照れを表していると考えられています。どのような意味での恥ずかしさや照れなのかは、状況によって異なります。女性を評価している場合であれば、褒められていることに対する気持ちの表れでしょう。
しかし、男性との何気ない会話中や、距離が近づいたときに目線が下にそらされるのであれば、好きな人に対する好意の現れという可能性があります。女性は、好意のある相手を直視しない傾向にあります。好きな人と目を合わせるのが恥ずかしい、気持ちを知られるのが恥ずかしいという、乙女心が原因です。
③左下にそらす
目が合ったときに左下にそらされた場合は、女性が心理的に不安を感じているサインになります。脳の機能との関係で、視線が左下に行くときは、過去の体験を思い出す傾向にあると考えられています。特に辛いことや苦しいことを思い出しているときに、左下に視線が行きやすいとも言われているので注意しましょう。
会話中に、何らかのきっかけで過去の出来事を思い出し、自信をなくしている可能性があります。落ち込んでいる様子が見られたら、そっとしておくのも一つです。悩みが打ち明けられる関係性であれ場合は、さり気なく励ますのも良いですね。会話の内容を変えるなどして、気分も変えていくと良いでしょう。
男性|視線をそらす心理3パターン
①横にそらす
男性が目線を横にそらすときは、心理的に苦手意識を抱いている可能性があります。特に、目が合ったときに目線を変えずに横にスライドさせるような動きに注意しましょう。男性は、目線をそらすことで自分の気持ちを知られないよう努める傾向があります。苦手な相手に悟られないように、横にスライドしているのでしょう。
ただし、目線だけでなく、表情にも注意を払ってくださいね。女性に慣れていない男性だと、目が合ったときにどう対応して良いか分からずに、目線を横にそらすことがあります。表情が曇っているのでなければ、女性に対する恥ずかしさが原因だとも考えられます。
②左右交互にそらす
男性の視線が左右交互にそらされている場合、何かに警戒している心理状態にあると考えられています。イメージを司る右脳と、論理的な思考を司る左脳の両方を、めまぐるしく働かせながら状況を判断しようとしているのでしょう。
特に、会話中に何かを質問されたときに左右交互にそらす仕草を見せた場合は、防衛策を考えている可能性があるともされています。自分にとって不都合なことが会話の中にあったのではないでしょうか。頭脳をフル回転させながら、嘘をつこうとしている可能性もあります。
③上にそらす
男性が視線を上にそらすのは、やましいことの現れだと言われています。男性は、目をそらすことで何かを隠そうとする傾向があります。やましいことがなければ堂々と視線を合わせるのですね。
恋人や結婚相手のような、身近な男性が上に視線をそらせたら注意が必要です。浮気や妻に報告したくない買い物といった隠し事が発覚するのを、恐れている可能性があります。特に右斜め上に向かって目をそらしていたら、嘘をついている可能性が高くなります。心当たりがある場合は、よく話し合うようにしましょう。
男性が視線をそらす心理が分かるのであれば、じっと見つめる心理も気になってきませんか?顔や目など、じっと見つめる男性の心理について、こちらの記事でチェックしてみましょう。好意的な視線なのか、そうでないのか判断の参考になりますよ。
男女共通|視線をそらす心理4パターン
①左にそらす
視線を左にそらすときは、男女共通で、何かを思い出そうとする心理になっていると言われています。若干の方向の違いで、思い出そうとする内容にも違いがあるとされます。例えば、左上であった場合は視覚的な情報を思い出そうとしていて、左下であれば聴覚的な情報を思い出そうとしていると考えられています。
②右にそらす
視線を右にそらすときは、上であるか、下であるかで心理が異なってきます。右上である場合は、今まで経験したことがない事柄を想像しているときになります。対して、右下であった場合は、これまで経験した身体的な記憶を思い出そうとしていると言われています。
どちらにしても、会話中に相手の視線が右寄りになっている場合は、想像や記憶に思考を奪われているときだと考えましょう。右に向かう視線は、心ここにあらずといった状態を示しているケースが多いですよ。
③斜め上にそらす
視線が斜め上にそらされる場合、相手が優越感を抱いている可能性があります。あなたと向かい合っていても、緊張するような心理にはなっていないということですね。良い意味で受け止めると、リラックスして応対できる相手だと認識されていることになります。敵対心は抱かれていないので、その点では安心できます。
④ゆっくり下にそらす
目が合ったときに、視線をゆっくり下にそらす場合は、相手を尊重しているというサインになります。視線の先にいた相手が、自分より優れていたり、実力があったりすることを認めているのですね。尊敬するという心理になっている可能性もあります。
ただし、素早く下にそらされたときは、怖がられている可能性が高いので気をつけましょう。尊重しているときはゆっくり視線が移動するので、目をそらすスピードに注意を払うと良いでしょう。
状況別|視線をそらす心理4パターン
ここまで、視線をそらすことに関する心理を、方向ごとにまとめてきました。しかし、上下左右などの方向が決まっていなくても、視線をそらすことはありますよね。状況や関係によっても心理が異なってくるので、ご紹介します。
①話しかけてきたのにそらす
話しかけてきた相手が視線をそらすときは、あなたに憧れを抱いている可能性があります。相手から話しかけてきたのに、視線をそらされてしまうと奇妙な感じがしてしまいますね。好意を抱いているのですが、実際に目を合わせると、憧れのあまり恐れ多くなっている心理状態だと言えます。
憧れの相手と仲良くなりたいと、勇気を出して話しかけてきたのであれば、無下にできません。緊張をほぐしてもらえるよう、リラックスしながら会話することを心がけてみましょう。
②見つめているのにそらす
好きな相手をこちらから見つめているのに、目が合うとそらされるのは、期待を持たせたくないという心理が働いている可能性があります。あなたの好意に応えられないことを視線で伝えてきているのでしょう。気持ちを受け止められない後ろめたさがあって、目が合わせられないこともあります。
③そらすのに何度も目が合う
好きな相手が目をそらすのに、何度も目が合う場合は、相手もこちらを意識してくれていると考えても良いでしょう。嫌いな相手であれば、視線を向ける必要はありませんよね。気恥ずかしさから目をそらすのに、相手のことが気になって、何度も視線を送ってしまう心理状態になっていると考えられます。
④特定の方向にそらす
会話中に、相手が特定の方向に視線をそらすことが何度もあれば、他のことに目を奪われている可能性があります。あなたからの視線をそらしたのではなく、気になってしょうがない対象があるので視線を向けざるをえない心理になっているのでしょう。何を見ているのか気になる場合は、視線を追いかけてみましょう。
関係別|視線をそらす心理3パターン
①友達がそらす
友達との会話中に、視線がそらされることもありますよね。何か悪いことをしてしまったのかと心配になるかもしれませんが、心当たりがない場合は、友達が配慮してくれているだけという可能性もあります。
会話中に、友達であるあなたを見つめ過ぎては、威圧感を与えてしまうのではと気遣ってくれているのでしょう。また、相談を受けているときであれば、解決策を探すためにそらしていることも考えられます。
目をそらすという心理には様々な要因が絡んでくるので、一概に決めつけることはできませんが、仲の良い友達なら気遣いや心配が理由だと考えられますね。
②子供がそらす
子供が目をそらす場合、バツが悪いことを表していると考えられています。子供は、心理状態を素直に体で表してくるので、知られては困ることがあるのでしょう。
やらなければいけない宿題を忘れていたり、言いつけを破って長時間ゲームを遊んでしまったりと、色々な理由が考えられます。悪いことをしたという自覚はあるので、素直に目を合わせられない心理状態である可能性が高いですね。
ただし、自分とはあまり関係がない子供が相手であるときは、単に人見知りであるだけという可能性もあります。よく知らない相手だと恥ずかしいので、目をそらすのですね。
③ビジネス相手がそらす
ビジネス相手が視線をそらすときは、場をリードしようとする心理が働いていることがあります。先に視線をそらすことで相手に不安感を与え、自分を優位に立たせるテクニックの一つです。自分のペースで場を動かしやすくなるので、ビジネスシーンで用いられます。視線をそらされても、動揺しないように気をつけましょう。
視線をそらす心理を理解して相手を見極めよう
視線をそらす心理は、方向によって意味が異なってきます。会話中の相手について、よく知りたいと思った場合は、視線に注目すると良いでしょう。ただし、左利きの人の場合は、視線が逆にいくことがあるので注意が必要です。心理を理解して、相手がどんな人か見極めてくださいね。
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