近ごろよく耳にするシンデレラ症候群。
「いつも恋愛って長続きしないのよねー。」
「また別れちゃった。いい男いないかなー。」
そうよく口にするあなたは要注意!実はそれ、シンデレラ症候群かもしれませんよ?
ちょっと待って!シンデレラ症候群って何!?というあなたのために、今日はシンデレラ症候群についてご紹介します。
シンデレラ症候群とは
シンデレラ症候群とは、男性に対して高い理想を追い求め続ける依存型願望のこと。
「女性は外部要因(大抵の場合男性)が自分の人生を変えてくれるのを待ち続けている」という意識があることから、「シンデレラ」にちなみ、この名称がつけられました。
噛み砕いて言うならば、「男性に対し過度に高い理想を要求する病気」と言えるでしょう。
シンデレラ症候群に陥る女性に共通する3つの特徴
①守られたい・愛されたい願望を抱く
彼は高学歴高収入で、人付き合いもよく誰からも好かれるタイプ。
異性にも好かれるが、彼が好きなのはもちろん私だけ。
必ず7時には退社し、飲み会には誘われる(好かれているから)が「彼女が夕飯作ってくれてるから。ごめん!」と断り、家に直帰。
②現実離れした恋愛・結婚を思い描く
私は結婚式のカタログを見ながら、彼に結婚式は「○○がいいなー」と言う。
かなり高価な結婚式になりそうだが、このときのために貯めておいたヘソクリを彼が明かす。「お前のためなら構わないよ」と。
③自分のことは棚上げする(私はできなくても仕方ないと思っている)
彼は家のことも卒なくこなす。
私が散らかしても何1つ文句言わずに片してくれる。毎朝彼が先に起き、私を起こしてくれる。私が怒ったら、彼は必死になだめてくれる。
彼が愛してるのは私だけ… ♡
いやいや、ありえない(笑)と思うかもしれませんが、現実にこのような女性も増えています。
ここまで過度じゃなくても、誰もが「女の嘘は、許すのが男だ」と思ったことはあるはず!
それ、シンデレラ症候群の前兆かもしれませんよ!
シンデレラ症候群になりやすいタイプとは
①高学歴
誰よりも努力してきた、と自負しているこのタイプ。
だからもっと私にふさわしい男性が世の中にはいるはずだと思い込み、ますます出会いのチャンスを喪失してしまいます。
基本的に相手は自分よりスペックが高くなければならず、少しでも弱みを見せられると一気に冷めてしまうという特徴があります。
②過保護な家庭環境
可愛がられて育つことは非常によいことです。
しかし、それが行き過ぎると「ワガママ」なお姫様になってしまいますね。
ずっと両親や兄弟姉妹に支えられ、自ら意思決定をした経験が乏しいため、いつまでも誰かに支えてもらいたいと思ってしまっている人がこのタイプ。
始めは良いかも!と思った人でも、少しでも頼りなかったり、冷たい態度をとられると嫌になってしまいます。
男性側も身が持ちませんね・・・
③過度に厳しい家庭環境
②とは反対に、厳しすぎる環境で育った女性もシンデレラ症候群に陥りやすいと言われています。
頑張っても褒められない、叱られることの方が多いと「無力感」や「自己否定感」が強まってしまいます。
普段は認められることが少ないため、男性に対して強い承認欲求を抱いてしまい、過度に甘えてしまうのです。
①~③に共通しているのは
甘えたい
守られたい
弱いところ頼りないところを見たくないというところですね。
シンデレラ症候群になりにくいタイプとは
①長女
家族から何かと頼られることの多い長女は、男性からの甘えにも快く応える器の広さを持ちます。特に弟が下にいる長女は、頼ってくる男性に対し「自分でやりなよ~」と思いながらも、手を貸してしまう面倒見の良さが垣間見えますね。
そんな姉御肌で母性本能旺盛な長女は、男性の弱みを受け入れやすくギャップに萎えにくいため、シンデレラ症候群に陥りにくいと言われています。
②オタク
オタクこそ最強!と言っても過言ではありません。
オタク=マイペースの極みです。
なので、基本的に相手がどうであれ自分には関係ないと思ってしまうのがこのタイプ。
相手が強かろうが弱かろうが、一緒に趣味の話ができて楽しければなんでも良いと考えるので、最もギャップ萎えしにくいのです。
そもそも、目の前の彼氏や夫より、画面の中の男性キャラクターに恋していたり・・・?(笑)
③男勝り
①の長女と似ていますが、男勝りの女性は基本的にプライドが高く、負けず嫌いな傾向があります。
なので、逆に自分より頼りない男性を見ると「守ってあげなきゃ」と感じてしまうほどです。
体育会系出身の女子などは、男子に負けじと張り合って生きてきたので、男勝りなことも多いでしょう。
シンデレラ症候群から抜け出すためには?
男性をあなたと対等に見ることです。
男性は女性が思うほど強くないこと
人間である以上、弱みを見せたいということ
弱みも合わせて、好きかどうか確認すること
この3点を意識し、もう一度冷静になってください。
信頼している相手に弱みも見せられない、常に完璧でいないとならない、そんな相手とあなたなら一緒にいたいと思いますか?
自然体でいられないような環境を作ってしまっていませんか?
もし自分が当てはまっていると思ったならば、今一度冷静になり、男性の弱いところも愛せるように努力してください。
自分と同じように弱みを持っているんだと理解し、対等に見れるようになることこそ、恋愛を長続きさせる秘訣なのかもしれませんね!