誰にも心を開かない原因は?
誰にも心を開かない原因①過去の経験(トラウマ)
誰にも心を開かない原因の一つ目は、過去に辛い経験をしていることが考えられます。大切な人に裏切られたり、騙された経験をきっかけに人に対して心を閉ざしてしまうこともあります。過去の人間関係での経験がトラウマになっている場合は、対人に関して恐怖心を抱いてい心を閉ざしてしまいます。
誰にも心を開かない原因②経験不足
誰にも心を開かない原因の二つ目は、人間関係での様々な経験が不足していることです。成長していく段階で人は多くの経験を積み重ねていきます。人間関係においては、仲の良い友達と支えあっていくことで親友と思える人と出会えたり気の合う人と共通の趣味で共感しあうなどの成功体験はとても大切です。
反対に、友達と意見をぶつけ合ったり、先輩に怒られるなど対人関係で壁にぶつかることも上手に人間関係を築いていく中でとても大切な経験となります。心を閉ざす人は成長段階でこういった経験が不足していたと考えられます。
誰にも心を開かない原因③家庭環境
誰にも心を開かない原因の三つ目は、その人が育った家庭環境にある場合もあります。幼少期に十分な愛情を感じられていないと、幸福感を感じにくくなると言われています。幼い頃に十分な愛情を与えてもらえなかった子供は自己肯定感が低く「自分は愛されない」と心を閉ざしやすくなるのです。
幼少期の経験が原因となっている場合は、ネガティブな考え方を変えるのが難しく本人も人間関係に苦手意識を持っているので心を開くことは簡単ではありません。
心を閉ざす人の心理10選
心を閉ざす人の心理①先を考えすぎる
心を閉ざす人の心理の一つ目は、先のことを考えすぎてネガティブになってしまうことです。せっかく話しかけてくれる人がいても「上手く話せずに嫌われてしまうかもしれない」「仲良くなってもいつか嫌われるかもしれない」とまだ人間関係が始まる前から先のことを考えすぎて心を閉ざしてしまいます。
また、会話の中でも「この話は嫌がられそうだからやめよう」「この返事では会話が終わってしまう」など会話の内容も先回りして考えすぎてしまい、上手く話せずに楽しむことができません。
心を閉ざす人の心理②失敗を恐れている
心を閉ざす人の心理の二つ目は、失敗を恐れて人に対して心を許せないことです。人と会話をする中で失敗して怒らせたり笑われたりすることを恐れてしまいます。自分に自信が持てず、コミュニケーションも苦手だと感じているので失言をして「嫌われてしまったらどうしよう」と不安な気持ちになります。
失敗したところを人に見られたくない、恥ずかしいという気持ちが強すぎて人間関係を築く勇気が持てずに最初から心を閉ざしてしまう方が楽だと考えてしまうことが原因です。
心を閉ざす人の心理③警戒心が強い
心を閉ざす人の心理の三つ目は、警戒心の強さと関係があります。他人のことを信用できない気持ちが強く人と関わる時には相手の悪い所を見つけようとします。相手は気さくに話しかけたつもりでも、警戒心の強い人は「どういう意図で話しかけているのか」「何か悪いことを考えているのではないか」と疑ってしまいまうのです。
このタイプの人は、警戒心が強いあまり相手のあら捜しをしてしまったり、悪い部分に目を向けることがスタートになってしまうのでなかなか心を許すことができません。
心を閉ざす人の心理④自分の価値観を否定されたくない
心を閉ざす人の心理の四つ目は、自分の価値観を大切にし過ぎて否定されたくないと考えてしまうことです。自分の価値観を大切にしたいけれど「自分の価値観は人とは違っている」「自分の趣味を否定されることが多い」などと世間とのズレが気になってしまいます。
自分の世界観は邪魔されたくないけれど、他の人に分かってもらえなかったり否定されるのは辛いという気持ちから心を閉ざして人と関わらないようにしようと考えてしまいます。
心を閉ざす人の心理⑤表現する方法が分からない
心を閉ざす人の心理の五つ目は、感情を表現することへの苦手意識です。意識しなくても笑ったり泣いたり怒ったりと自分の感情を表現することができる人もいますが、感情表現が苦手な人にはとても難しいことです。
「うれしい」「悲しい」と素直に表現できずにいると、何を考えているか分からないと思われ周りから人が離れていく原因となります。気持ちを表現することが苦手だと、人とコミュニケーションを取ることが難しく心を閉ざしてしまいます。
心を閉ざす人の心理⑥リスクを負いたくない
心を閉ざす人の心理の六つ目は、人間関係でリスクを負いたくないと考えてしまうことです。人間関係にはトラブルがよく起こります。たとえ自分が当事者でなくても、仲間の喧嘩やトラブルに巻き込まれることもありますよね。
過去にトラブルに巻き込まれてリスクを負ったという経験がある人が心を閉ざしてしまうパターンもあります。この場合、自分から人間関係を避けているので簡単に心を開かず誰にも心を許せない状態になってしまいます。
心を閉ざす人の心理⑦深く考えすぎてしまう
心を閉ざす人の心理の七つ目は、言動を深く考えすぎてしまうことです。ちょっとした会話の中でも自分の発言に対して「違う意味に受け止められたのではないだろうか」「きつい言い方をしてしまったかもしれない」と不安な気持ちになります。
さらに、相手が何気なく言った言葉に対して「悪意があったのではないか」「自分に対するいやみなのではないか」と深読みしすぎて、会話をするのが億劫になり誰にも心を許せない状態になります。
心を閉ざす人の心理⑧傷つくのが怖い
心を閉ざす人の心理の八つ目は、人と関わることで傷つきたくないと恐れる気持ちです。人と付き合っていく中で裏切られたり仲間外れにされるなど辛い思いをしたくないという気持ちが強い考えられます。
過去に人間関係で傷つくことがあった場合「もう二度と辛い思いをしたくない」と塞ぎ込んでしまうきっかけになります。傷つきたくないと強く思うあまり、ちょっとした喧嘩や言い合いでも過剰に反応してしまうこともあります。
心を閉ざす人の心理⑨何を考えているのか知られたくない
心を閉ざす人の心理の九つ目は、自分が何を考えているのか心の中を読まれたくないと思っていることです。自分の本音を知られたくないと思っている人は心を開かないことが多く自分自身のことをさらけ出すことを恥ずかしいと感じています。
軽蔑されたくない、嫌われたくないと考えすぎて自分を守りたい気持ちから人に心を許せない心理が働いてしまいます。プライドが高く本音を出せずに自分自身も苦しんでいることも良くあります。
心を閉ざす人の心理⑩1人でいるのが好き
心を閉ざす人の心理の十個目は、1人で過ごすのが好きという気持ちです。マイペースで、人のペースに合わせたくない人は自然と人に対して心を閉ざしたような関わり方をしてしまいます。
あまり人のことに興味が持てず、相手の話を聞くことが面倒だと感じることもあります。人が嫌いと言うわけではありませんが、1人でいる方が楽だと思っているので簡単には心を開きません。
心を閉ざしてしまう人は本人も人間関係の築き方で苦労している場合も多いようです。人付き合いに悩んでいる人におすすめできる良好な人間関係の作り方はこちらの記事が参考になります。
彼氏に心を閉ざす女性もいるの?
彼氏に心を閉ざす女性①過去に交際相手に裏切られた経験がある
彼氏に心を閉ざす女性の一つ目の原因は、過去にひどい裏切られ方をした経験から男性に対する不信感を抱いているパターンです。「親友に彼氏を奪われた」「婚約をしていた彼氏に二股をかけられていた」など深く傷つけられたトラウマで新しい恋愛にも警戒して心を閉ざしてしまいます。
今の彼氏と過去の彼氏は関係ないと分かっていても「この人もいつか裏切るかもしれない」と不安になり彼氏に対しても心を閉ざしてしまいます。
彼氏に心を閉ざす女性②嫌われたくない
彼氏に心を閉ざす女性の二つ目の原因は、彼氏のことが好きで嫌われたくないという心理が関係しています。自分に自信が持てない女性は「素の自分を見られたら嫌われる」「可愛いと思われたい」という気持ちが強く彼氏の好みの女性でいようと頑張り過ぎて本音を見せられず心を閉ざしてしまいます。
彼氏に心を閉ざす女性③彼氏に何度もウソをつかれる
彼氏に心を閉ざす女性の三つ目の原因は、彼氏に何度もウソをつかれて裏切られて心を閉ざしてしまうパターンです。約束を何度も破っているにも関わらず「今度は必ず約束を守る」「もう絶対にしない」と彼氏が裏切りを繰り返すうちに女性は心を閉ざしてしまいます。
好きだからなかなか別れられず何度も許してしまうという女性は少なくありませんが、何度も繰り返しているうちに「またうそをついているのではないか」と疑う気持ちが大きくなって心を開けなくなってしまいます。
どんなに大好きでも何度も裏切る彼氏に付き合うのは大変ですよね。ダメな彼氏を選ばないためにもダメ男の特徴をしっかり押さえておきましょう!ダメな彼氏についてはこちらの記事もおすすめです。
心を閉ざす人と上手に付き合う方法は?
心を閉ざす人と上手に付き合う方法①心を許せない気持ちを受け入れる
心を閉ざす人と上手に付き合う方法の一つ目は、相手を受け入れることです。心を閉ざす人は、相手から心を閉ざされることを恐れます。相手が言葉に詰まった時や、失敗した時にも「なんで?」「ダメだよ」と責めたり突き放すことはやめましょう。「失敗は誰にでもある」とどんなことも受け入れる姿勢を見せるようにします。
心を閉ざす人と上手に付き合う方法②否定しない
心を閉ざす人と上手に付き合う方法の二つ目は、相手を否定しないことです。心を閉ざす人は、自分を否定されたくない心理から人に心を許せない傾向にあります。せっかく話したのに「それは違う」「あなたの考え方は私と違う」などと否定されては余計に心を許せなくなります。
否定しなくてはいけない状況でも「そうだね。あなたの言うことも分かるよ。でもこういう考え方もあるよ。」という風に心を閉ざす人の意見も一度肯定した上で、反対の意見も伝えるようにしましょう。
心を閉ざす人と上手に付き合う方法③心を許せない部分に入り込み過ぎない
心を閉ざす人と上手に付き合う方法の三つ目は、相手の心に入り込み過ぎないことです。心を閉ざす人は、自分の世界観を大切に守りたいと思っています。少し距離が縮まったように感じても、相手の心に入り込み過ぎると警戒されてしまいます。本当に心を開いてくれるまでは、基本的に相手のペースに合わせるようにしましょう。
相手が踏み込んでほしくない部分を観察しておくのも効果的です。お互いが心地いい距離感を見つけるために、自分のペースを押し付けないように注意が必要です。
心を閉ざす人の心を開く方法は?
心を閉ざす人の心を開く方法①共通点を見つける
心を閉ざす人の心を開く方法の一つ目は、共通点を見つけて共感することです。心を開かない人は否定されるのを恐れているので「同じだよ」「似ているね」と共感してもらえると安心します。共通点を見つけることで誰にも心を許せないけど「この人なら分かってくれる」と心を開きやすくなります。
心を閉ざす人の心を開く方法②先に心を開く
心を閉ざす人の心を開く方法二つ目は、先に心を開く事です。閉ざした心の中に無理やり入ろうとするのは逆効果ですが、「こっちは心を開いている」という態度は見せるのは効果的です。何か相談を持ち掛けて「あなたの意見が聞きたくて」「私の気持ちを分かってくれそうだから」などこちらは心を開いていると伝えましょう。
心を閉ざす人の心を開く方法③タイミングを待つ
心を閉ざす人の心を開く方法の三つ目は、相手のタイミングを待つことです。心を開かない人はマイペースな人が多いのも特徴です。心を許してくれたように見えても自分のペースを乱されると負担に感じてしまうので、常に行動を共にしようとは考えないようにしましょう。
相手がそっとしておいて欲しい雰囲気の時には、警戒心が強くなっている可能性があります。無理に誘ったり話を聞こうとせず距離を置いてタイミングを待ちましょう。
仲良くなろうと頑張っても、誰にも心を許せない人は他人に全く興味がないのかもしれません。自分のことにしか関心がなく他人に興味がない人の心理についてはこちらの記事もおすすめです。
心を許さない人の心理をよく理解して距離感を掴もう!
心を開かない人は、幼少期の家庭環境や過去のトラウマが原因となっている場合も多く簡単には改善できずに本人も苦しんでいることがあります。学校や職場などで心を開かない人と付き合う時には、どちらかのペースに合わせるのではなく相手の心理を理解して丁度良い距離感を掴むと上手くいきますよ!
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