ブリーチなしでできるヘアカラーの明るさの限界とは?
ブリーチなしでできる明るさの限界:髪質によって異なる
ブリーチなしでできる明るさの限界は人によって様々になります。人それぞれの髪質によって大きく変わっていきます。髪の一本一本が太めの方は、染まりにくい傾向にあるのでヘアカラーの一番明るいもので染めても他の人よりも暗く仕上がってしまいます。逆に髪が細めの方は、太めの方に比べると明るく仕上げる事ができます。
髪のメラニン色素によっても変わってきます。髪のメラニン色素も人によって様々です。日本人は大きく分けると、赤み寄りの方黄み寄りの方がいます。まれにグレイイッシュな方もいます。簡単な見分け方は、太めの方は赤のメラニン色素の方が多く細めの方は黄みのメラニン色素やグレイイッシュなメラニン色素の方が多いです。
ブリーチなしでできる明るさの限界:12から13レベル
ブリーチなしでできる明るさの限界は、人によって様々ですが12から13レベルが限界です。やりたい色みやによっても明るさは違って見えます。同じ12・13レベルでもゴールド系やミルキーベージュなどは少し明るく見えやすくなります。しかし、バイオレットやブルージュなどの色みは暗く見えやすくなります。
上記の色は黄色と青のシートになりますが、青の方が暗く黄色の方が明るく見えますよね。これと同じで髪の毛もやりたい色によって明るさが変わってきます。ブリーチなしでとにかく明るく見せたい場合は、限界の明度まで明るくしつつ、ゴールド系だと明るく見えます。
ブリーチなしでできる明るさの限界:黒髪から染めるか茶髪から染めるか
ブリーチなしでできる明るさの限界は、黒髪から染めるか茶髪から染めるかでも変わってきます。まだカラーをした事がない黒髪の場合と何度もカラーを繰り返し明るくなった茶髪の状態から、カラーするのでは仕上がりの明るさが変わってきます。髪質によっては黒髪からでも13レベルまで明るくなる方もいます。
しかし、大半の方は13レベルのヘアカラーで黒髪から染めても13レベルになりにくくなります。黒髪である4レベルから13レベルまでは9レベル差あります。しかしベースが茶髪で10レベルの明るさの方が13レベルの明るさまで明るくするのは、3レベル差しかありません。
なので、同じ13レベルのヘアカラーを使用したとしても仕上がりの明るさが変わってきます。髪質・メラニン色素・今の明るさで明るさの限界は変わってきます。トータルで見ていく事で、自分に合った色表現を見つける事ができます。
ブリーチなしのヘアカラー3つのメリット
ブリーチなしのヘアカラーメリット①ダメージが少ない
ブリーチなしでやるヘアカラーメリット一つ目は、ダメージが少ない事です。ブリーチなしでのヘアカラーは髪への負担がかなり少なくなります。ダメージのない髪は、キューティクルが傷つかないので、髪の栄養分が外に流出しません。ですので髪のつやを保つ事ができます。
つやのある髪はそれだけでもきれいな女性を演出できます。そしてダメージしていない髪は、見た目がきれいなだけではなく、ヘアカラーを繰り返しでき、いろんな色を楽しむ事ができます。
ブリーチなしのヘアカラーメリット②色持ちがいい
ブリーチなしでやるヘアカラーのメリット二つ目は、色持ちがいい事です。ブリーチなしでヘアカラーをやるとダメージが少なく髪の内部に栄養分がしっかりと留まっているので、色持ちがよくなります。ブリーチをしていると、キューティクルが開いた状態のままになってしまいます。
なので、髪の栄養分やヘアカラーの色素が流れ出てしまいます。ブリーチをしていると長く持って2週間くらいで色はなくなってしまいます。ブリーチなしだと色にもよりますが、4~5週間は髪の中に色素が残っている状態が続きます。
ヘアカラーをするにあたって少しでも長く色を持たせたいと思います。トーン別にヘアカラーの色持ちについて書いてある関連記事をのせておきます。是非参考にしてみてください。
ブリーチなしのヘアカラーメリット③結構いろんな色が楽しめる
ブリーチなしでやるヘアカラーのメリット三つ目は、意外にいろんな色を楽しむ事ができます。もちろん、ブリーチなしではできない色というのはあります。しかし、今のヘアカラーは一昔前のヘアカラーとは違います。ブリーチをしなくても透明感のある柔らかな髪色ができたり、楽しめる色が増えてきています。
例えば日本人の髪のメラニン色素である赤みが消えないため、アッシュ・ブルージュ・グレージュはブリーチなしでは難しかった色みです。でも今は、ヘアカラーが進化し、ブリーチなしでも表現可能になってきました。意外といろんな色が楽しめるので、ブリーチなしでチャレンジできるヘアカラーを楽しんでみてください。
ブリーチなしのヘアカラー3つのデメリット
ブリーチなしのヘアカラーデメリット①クリア感に限界がある
ブリーチなしでやるヘアカラーのデメリットは、クリア感に限界がある事です。ヘアカラーでできる明るさの限界は12~13レベルです。ブリーチなしで明るめのヘアカラーを繰り返し行ったとしても13レベル以上になる事はありません。
ですので、14レベル以上のブリーチをしないとできないような透け感やクリア感のある色や質感は、表現ができなくなってしまいます。
ブリーチなしのヘアカラーデメリット②ビビッドな色ができない
ブリーチなしでやるヘアカラーのデメリットは、ビビッドな色ができない事です。黄・赤・橙・青・緑・紫のような絵具の原色をそのままの表現したい場合はブリーチなしではできません。どの色も表現はできません。画用紙をイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。
白のキャンパスに黄・赤・橙・青・緑・紫の絵具を塗るとそのままのきれいな色が表現されます。しかし、茶色・黒のキャンパスに黄・赤・橙・青・緑・紫をそのまま塗ってもそのままの色は表現できないと思います。ヘアカラーもその原理と同じことが言えます。
ブリーチなしのヘアカラーデメリット③淡いパステル系ができない
ブリーチなしでやるヘアカラーのデメリットは、淡いパステル系やシルバー系などの色表現ができない事です。これは上記のビビッドな色と同じ原理になります。さらに言うと、このような淡いパステル系・シルバーの色は、ブリーチを2~3回必要なります。
このようにブリーチなしでやるヘアカラーのデメリットは、色表現の限界や透明感やクリア感などの質感が出せなくなる事です。ブリーチなしでできる範囲内というのは、どうしても限られてきます。
ブリーチなしでできるおすすめの髪色4選【寒色編】
ブリーチなしでできるおすすめの髪色①アッシュ【寒色編】
ブリーチなしでできるおすすめの髪色は、アッシュ系になります。アッシュ系は日本人の髪色は赤味が非常に多いため、透明感や柔らかさが出にくい髪質になります。赤みがあると髪質が硬い印象になってしまいます。アッシュ系は、日本人の赤みのある髪色を抑え、柔らかな髪色を作ってくれるので大変人気のある色になります。
ブリーチなしのアッシュのメリットは、こなれ感のあるおしゃれなイメージがあります。そして何よりも色持ちがよく色の落ちていく過程も楽しめます。
ブリーチなしでできるおすすめの髪色②グレージュ【寒色編】
ブリーチなしでできるおすすめの髪色は、グレージュになります。グレージュは外国人のようなグレイッシュな髪色になります。もちろん明るめのトーンで楽しむ事もできますが、暗めでも柔らかい印象を与える事ができます。
グレージュの最大のメリットは、グレイは無彩色寄りの寒色系なのでどんな色とのミックスも相性がいいところです。アッシュグレージュ・ブルージュ・モカグレージュ・ピンクグレージュなど、季節や気分によって変化を楽しめる万能カラーです。
ブリーチなしでできるおすすめの髪色4選【寒色・暖色】
ブリーチなしでできるおすすめの髪色③ピンク系【暖色編】
ブリーチなしでできるおすすめの髪色は、ピンク系です。ピンク系は、日本人の肌の色をきれいに見せてくれる色になります。すっぴんでもほんのりチークをのせたような血色のいい肌色を作ってくれる色になります。
そしてピンク系の最大のメリットは、年齢問わずに誰でも似合う事です。30代以上の大人女性は、ブラウンやベージュをミックスして自然なピンク系を楽しむ事もできます。ピンク系とアッシュ系をミックスしてピンクアッシュの色もクールなピンクを表現でき手おすすめです。
ブリーチなしでできるおすすめの髪色④レッドバイオレット系【暖色編】
ブリーチなしでできるおすすめの髪色は、レッドバイオレット系です。暖色系は、日本人の持つ髪の色素が赤みなので比較的鮮やかな色を楽しむ事ができます。
レッドバイオレッドにする最大のメリットは、日本人の髪色を最大限に活かしているので、どんな色味よりも髪につやが出てくれます。最近では寒色系が流行りではありますが、日本人の髪色を活かし、自分の個性を表現したいならレッドバイオレットは、かなりおすすめの色になります。
ブリーチなしで最大限カラーを楽しもう!
ブリーチなしでも様々な髪色は楽しめます。日本人の髪色を活かした暖色系のピンクやレッドバイオレット系の色は、つやのあるきれいな髪色になってくれます。ブリーチなしでも、外国人のような柔らかな髪色は、アッシュやグレージュが作ってくれます。ブリーチなしでも暖色系から寒色系まで幅広く色表現が可能です。
髪のダメージを考慮しながら、長くヘアカラーを楽しみたい方は是非ブリーチなしのヘアカラーを楽しんでください。最後に、色持ちの良くなるシャンプーの関連記事をのせておきます。ヘアカラーを少しでも長くきれいに楽しむためのアイテムがのっていますので、是非参考にしてみてください。
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