【お肉のおかず編】七草粥に合わせたい献立3選!
①豚の角煮
豚の角煮は、簡単で美味しい人気のおかずです。七草粥だけでは食卓がさみしいですが、豚の角煮があるとご馳走感を演出することができますよ。お肉をトロトロに煮込むには時間がかかりますが、炊飯器を使えば時短になります。ほっとくだけで完成するので、料理が苦手な方にもおすすめのレシピです。
炊飯器には、豚肉と一緒にゆで卵を入れると良いですよ。また大根も入れれば、副菜を兼ねることもできます。豚の角煮は普段のおかずだけでなく、おもてなし料理もおすすめです。作り方をマスターしておけば、いざという時に役立つでしょう。
②肉巻き
肉巻きは、豚バラ肉に野菜を巻いたおかずです。甘辛いタレが美味しく、薄味の七草粥の付け合わせにぴったりです。野菜が苦手な子供さんには、チーズを一緒に巻いてあげると食べやすいですよ。またお肉には、あらかじめ片栗粉をふりかけておいてください。タレが絡まりやすくなり、美味しさがアップします。
③鶏の唐揚げ
鶏の唐揚げは、子供から大人まで人気のあるおかずです。七草粥はボリューム感に欠ける献立なので、揚げ物料理があると喜ばれるでしょう。唐揚げにはもも肉を使うことが多いですが、ヘルシーに仕上げるなら胸肉がおすすめです。下味をしっかりつけて揉み込めば、パサつき感も気になりませんよ。
七草粥は胃腸を休める目的があるので、胸肉を使った唐揚げなら身体に優しいでしょう。栄養もあり、お弁当のおかずにもぴったりなので、多めに作っておくと便利です。
【魚介のおかず編】七草粥に合わせたい献立3選!
①鮭のちゃんちゃん焼き
鮭のちゃんちゃん焼きは、北海道発祥の漁師飯です。鮭と野菜をたっぷり蒸し焼きにする豪快な料理で、仕上げにバターを加えてコクを出します。ボリュームと栄養のあるおかずなので、七草粥だけでは物足りない男性や、育ち盛りのお子さんがいるご家庭におすすめです。
鮭のちゃんちゃん焼きはフライパンで作ることができますが、人数が多い時はホットプレートを使うと良いですよ。みんなでワイワイと焼くと盛り上がり、熱々の状態で食べられるのが嬉しいですね。
②煮魚
煮魚は数ある魚料理の中でも、とくに人気にあるおかずです。お正月のご馳走の残りのお刺身を使っても良いですし、定番の切り身でも良いでしょう。しっかりと味が染みた煮魚は、薄味の七草粥に良く合いますよ。食が進む美味しいおかずになること、間違いなしです。
七草粥を食べる1月はカレイやタラ、ぶりやヒラメなど煮魚に使いやすい魚の多くが旬の時期を迎えます。スーパーで販売される値段が手ごろになり、他の時期よりも脂のノリが良いので、積極的に使ってくださいね。
③エビのチリソース
七草粥にパンチのある付け合わせを用意するなら、エビのチリソースがおすすめです。七草粥は薄味なので、ピリ辛いおかずがあると喜ばれますよ。お子さんがいるご家庭なら豆板醤の量を減らし、ケチャップを足してあげると良いでしょう。
エビのチリソースは、電子レンジで作れる簡単なレシピがあります。耐熱容器に材料と調味料を入れて加熱するだけなので、七草粥を作っている合間に完成します。おかずがもう一品欲しい時に助かるメニューなので、ぜひチャレンジしてくださいね。
【主菜編】七草粥に合わせたい献立3選!
①八宝菜
八宝菜は野菜ときのこをたっぷり使った、人気の主菜です。白菜・ニンジン・しいたけ・タケノコなどが定番の食材ですが、冷蔵庫に残っている半端な野菜を上手に活用してください。野菜の旨味がたっぷり出るので、少ない調味料でも満足にいく味付けになります。ヘルシーな主菜なので、七草粥に良く合うでしょう。
②ナスの味噌田楽
ナスの味噌田楽は、味付けの濃い主菜です。七草粥が淡白な味わいなので、メニュー全体があっさり系だと物足りなく感じてしまいます。しっかりした味わいの主菜があれば満足感も高くなり、美味しく食卓になるでしょう。
田楽には赤味噌を使うことが多いですが、他の味噌を使っても構いません。白味噌を使う場合は甘みが強いでの、砂糖の量を少し減らしてください。あらかじめナスに切り込みを入れておくと、中までしっかりと味が染み込みますよ。
③筑前煮
筑前煮は具沢山で、栄養がしっかり摂れる主菜です。七草粥には青菜が使われますが、それだけでは野菜が足りません。筑前煮はレンコン・タケノコ・ニンジン・しいたけ・鶏肉など根菜を中心とした具材が豊富に使われるので、胃腸にも優しいですよ。おせち料理で余った食材も、上手に活用すると良いでしょう。
筑前煮の仕上げには、茹でた絹さやを散らすと良いですよ。鮮やかなグリーンカラーが加わり、見た目の良い主菜に仕上がります。おもてなし料理や、パーティーシーンにも映えることでしょう!
【副菜編】七草粥に合わせたい献立3選!
①ナムル
ナムルは、韓国料理の副菜です。茹でた野菜をごま油で和えるので香ばしく、野菜がモリモリ食べられる一品です。七草粥のトッピングにしても、良く合いますよ。ナムルに使う野菜は、ほうれん草・ニンジン・豆もやし・ゼンマイが定番です。彩りもきれいなので、食卓の雰囲気が明るくなりますよ。
②カボチャの煮物
カボチャの煮物は、甘くて人気のある副菜です。七草粥が苦みがあるので、甘い付け合わせがあると良いでしょう。カボチャの煮物はホクホクとした食感が美味しく、幅広い世代に好まれる副菜です。煮崩れしないように、あらかじめ面取りをしておくと、きれいに仕上がりますよ。
カボチャの煮物は、冷蔵庫で約3日保存することができます。栄養価が高く美味しいおかずなので、あらゆる献立に合わせることができますよ。
③きんぴらごぼう
きんぴらごぼうは、副菜の定番です。七草粥は食感がやわらかいので、噛み応えのあるおかずがあると献立にメリハリをつけることができますよ。ごぼうは根菜類の中でも栄養価が高く、自然と噛む回数が増えます。甘辛い味付けも美味しいので、七草粥の付け合わせにぜひ用意したいですね。
きんぴらごぼうの味付けは、麺つゆを使えば簡単です。辛い物が好きな方は、鷹の爪をプラスしても良いでしょう。お弁当のおかずや、お酒のおつまみにもぴったりです。
【付け合わせ編】七草粥に合わせたい献立3選!
①玉子焼き
玉子焼きは、和食の定番の付け合わせです。七草粥は苦みがあるので、食べにくく感じる方もいらっしゃいます。優しい味わいの玉子焼きがあればお口直しになり、ホッと落ち着くことでしょう。普段よりも砂糖の量を増やし、甘めに仕上げることをおすすめします。空気を含ませながら、ふんわりと美味しく焼いてください。
②冷奴
冷奴はどんな料理にも合う、定番の付け合わせです。大豆を原料としているので栄養価が高く、身体にも優しい食品です。七草粥は温かい料理なので、冷たい冷奴があるとお口直しになりますよ。トッピングはネギやかつお節が定番ですが、キムチや天かす、納豆などをのせても美味しいです。ぜひお試しください。
③豚汁
七草粥の付け合わせには、汁物があると良いでしょう。具沢山な豚汁は食べ応えがあり、身体もポカポカと温まります。七草粥が薄味なので、豚汁は濃いめに作るとバランスが良いですよ。また赤味噌を使えば豚肉の臭い消しになり、コクのある美味しい豚汁が仕上がりますよ。
豚肉と野菜をたっぷり使った豚汁は、汁物の中でも人気の高いメニューです。下記の記事では、豚汁に合うおすすめの献立を紹介しています。豚汁に合う副菜や付け合わせを知れば、料理のレパートリーもグッと増えるでしょう。参考になる記事なので、ぜひご覧ください!
基本の七草粥の作り方とアレンジ
ここまでは七草粥に合う人気のおかずや主菜、副菜を紹介しましたが、基本の七草粥の作り方もチェックしておきましょう!アレンジ方法も紹介するので、普段とは違う七草粥を味わってみてくださいね!
定番の七草粥のレシピ
七草粥とは、「セリ・ナズナ・ごぎょう・ハコベラ・ホトケノザ・すずな・すずしろ」の七種の野菜を刻んで作ったお粥料理です。お正月明けの1月7日の朝に食べる風習がありますが、近年は夕食にするご家庭も増えています。七草粥は日本の伝統料理であり、食べる目的は主に2つあります。
1つ目は、お正月にご馳走を食べた胃腸を休め、不足しがちな青菜を取り入れることです。2つ目は、七草は春野菜の中で最初に芽吹くので、「無病息災」の願いが込められています。スーパーでは時期になると「七草粥セット」が販売されるので、初めて作る方でも手軽にチャレンジしてくださいね!
- ご飯 茶わん2杯分
- 水 400ml
- 塩 少々
- 七草 適量
基本の七草粥の材料(2人分)
- 1すずなとすずしろは葉を切り落とし、皮をむいて薄切りにします。
- 2鍋にお湯を沸かし、すずな・すずしろ・それ以外の七草の順に入れて、約1分茹でます。
- 3流水で洗い水気をきり、食べやすい大きさに切ります。
- 4別の鍋に水とご飯を入れて煮立たせます。
- 5弱火にして③を入れて、かき混ぜます。
- 6塩を入れて味を調え、器に盛れば完成です。
基本の七草粥の作り方
アレンジ①子供向け七草粥
七草粥は青菜特有の臭いと苦みがあり、苦手とするお子さんは多いです。子供に人気のツナ缶を使ってトッピングをプラスし、チーズをかけるとコクが出て美味しくなりますよ。栄養価もアップし、お子さんが喜ぶ料理になるでしょう。汁気を多くし、人気のリゾット風にしても喜ばれますよ。
アレンジ②中華風七草粥
七草粥の味付けは、基本は塩のみです。淡白過ぎて食が進まない場合は、中華だしをプラスして作ると良いですよ。仕上げに溶き卵を加えるとまろやかさも加わり、美味しく食べられるでしょう。
七草粥に合う献立を知って栄養バランスの良い食事にしよう!
七草粥は胃腸を休めるにはぴったりの料理ですが、物足りなく感じることが多いでしょう。野菜をたっぷり使った主菜や副菜を取り入れれば、身体に負担のない献立になります。七草粥を作る時には参考にして、栄養バランスの良い食事にしてください!
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