笑いながら話す人の心理8選!
①怒りを抑えている
笑いながら話す人の心理として、怒りを抑え込もうとしているというものがあります。感情のままに怒ってしまうと周りの空気が悪くなりますし、自分の評価が下がる恐れもあります。そのためなんとか笑顔を作り、自分の気持ちをコントロールしようとしている状態です。
この場合は笑って話していたとしても、目や声に感情が出ることが多いです。声が怒気を含んでいたり、目が笑っていなかったりするのなら、イライラした気持ちをコントロールしているのだとわかります。
②焦っているのを隠したい
笑って話す人の心理に、焦っている気持ちを隠したいというものがあります。大きな失敗や取り返しのつかないミスをしてしまったなど、強い焦りを感じている状態だと考えられます。しかし、この焦りを周りに知られたくないという思いで、わざと笑ってごまかそうとしているのです。
このタイプはプライドが高く、困った時でもなかなか周りに助けを求められません。ミスをするような人だと思われたくないという気持ちで、焦りの気持ちをごまかすのです。目を泳がせながら、落ち着きなく笑っているのなら、この心理であると考えられます。
またこちらに、プライドが高い人の特徴がまとめられている記事を載せておきます。高いプライドを持つ人の性格や心理、原因などが詳しく紹介されていますよ。周りにプライドが高い人がいるのなら、こちらの記事も合わせて読んでみてください。
③相手に助けてもらいたい
困った時に助けてもらいたいという心理で、笑って話している可能性もあります。このタイプの人は、困った時でも自分から「助けて」と言うことはありません。助けて欲しいと言うと相手の迷惑になりますし、断られた時に落ち込んでしまうためです。
笑って相手に話しかけることで警戒心を緩め、「何か手伝おうか?」と言われるのを待っています。ヘラヘラと笑いながら仕事についての悩みを打ち明けてきたのなら、手伝って欲しいのだと考えられますよ。
④不快感を隠したい
自分の不快感をごまかすために、わざとヘラヘラしながら話しているケースもあります。本当は不快に感じているのですが、それを態度に出すと相手との関係にヒビが入る可能性が高いです。そのためわざと笑ってごまかし、自分の不快な感情を知られないようにしているのです。
⑤物事を軽く見ている
真剣な話をしているのにも関わらずヘラヘラと笑うのは、物事を軽くみている可能性が高いです。このタイプはあまり物事に興味がなく、仕事やプライベートなどでも適当に過ごしています。
職場で何が起こっても自分には関係ないと考えているため、真剣な話をしている場面でも笑うのです。面白くないのにニヤニヤ笑いながら話しかけてくるのなら、真剣味がない人なのだと受け取りましょう。またこの心理の人は、友人の相談にも親身になりません。周りから「信頼できない」と思われ、避けられる傾向にあります。
⑥怒られたくない
職場で笑って話すのには、怒られたくないという心理が働いている可能性が高いです。上司や同期などの怒りに敏感で、少しでも怒っている人がいると萎縮してしまいます。そのためわざと笑いながら話しかけ、相手の感情をコントロールしようとしているのです。
笑うことで職場の空気を明るくし、自分が怒られないような環境を作りだそうとしている状態です。このタイプの人は、失敗した時や困った時でもヘラヘラと笑ってごまかす傾向にあります。「自分が笑っているんだから、あなたも怒らないで」と暗に伝えているのです。
⑦泣きたい気持ちを堪えている
笑いながら話す心理として、泣きたい気持ちを抑え込みたいというものもあります。悲しみの感情とは真逆の笑顔を無理やり作り、自分の気持ちをごまかそうとしています。この心理の人は、口元は笑っていますが目元がこわばっているなど、どこか歪な表情をしていることが多いです。
⑧本音を知られたくない
笑いながら話す人の心理として、自分の本心を知られたくないというものもあります。なかなか周りに心を開かず、壁を作ってしまうタイプに多い心理だといわれています。どんなことを言われても笑って流し、あえて本音を見せないように努めている状態です。
またこちらに、壁を作る人の心理がまとめられた記事を載せておきます。周りと距離を置いてしまう原因や、壁を作る人とのうまい付き合い方が解説されていますよ。周りに壁を作る人がいる、どう接せば良いかわからない…と悩んでいる方は、こちらの記事も読んでみてください。
笑いながら話す人の性格は?
①責任感がない
笑いながら話す人は、責任感がない性格であることが多いです。自分には関係ない、責任を背負いたくないという思いから、笑ってごまかそうとしているのです。面倒ごとは全て他人に任せて楽をしたい、と考えていますよ。真剣な話をしているのにヘラヘラと笑って話すことが多いなら、無責任な性格だと受け取れます。
②プライドが高い
笑って話す人の中には、プライドが高い性格の持ち主もいます。自分の間違いを認めたくない、他人に焦っていることを知られたくないというプライドが働き、笑って状況をごまかしているのです。
③自分に自信がない
自分に自信がないというのも、笑って話すことが多い人の性格だと考えられます。笑って話すと真剣さが薄れるため、もし間違ったことを言っていたとしても「冗談だよ」とごまかせます。自分の意見に確証が持てないため、わざと笑って不真面目さを演出しているのです。
笑いながら話す人への周囲からの印象は?
①不誠実
笑いながら話す人は、不誠実だという印象を抱かれやすいです。真剣な話をしているのにも関わらず、不自然に笑っていると「不真面目だ」「真剣味がない」と思われてしまうのです。信頼できないと思われ、職場での評価が下がってしまうこともあります。
②子供っぽい
笑って話すことが多い人は、子供っぽいという印象を持たれてしまいがちです。ヘラヘラとした態度は、物事に対して真面目に取り組んでいるようには見えず、遊んでいるように捉えられます。「いつまでも子供っぽい人」と思われ、大切な仕事や相談などをされなくなっていきますよ。
③バカにされていると感じる
バカにされているように感じて不快だというのも、笑って話す人への印象です。真面目な相談をしているのに鼻で笑って聞き流されると、「自分のことはどうでも良いのか」という気持ちになります。下に見られている、真剣に考えてくれていないと思われ、信用を失っていく恐れがありますよ。
④笑いながら話す人は情緒が不安定
笑いながら話す人は、情緒が安定していないという印象を持たれることもあります。特に怒りや悲しみなど、別の感情を抑えるために笑ってごまかす癖がある場合、このような印象を抱かれやすいです。目元と口元の表情があべこべで怖い、と思われる可能性もあるため注意してください。
笑いながら話す人の癖の治し方
①リラックスする
笑いながら話してしまう癖がある人は、リラックスすることを意識してください。人は緊張状態になると、どうにか強張りを解消しようとして笑顔になってしまいます。ずっと緊張状態にある人は、意識していなくても笑って話してしまうのです。
笑って話す癖を治したいのなら、意図的に緊張をほぐすことが大切です。深呼吸をしたり、飲み物を口に含んだりしてリラックスすれば、次第に笑って話す癖が治っていきますよ。
②落ち着いて話す
落ち着いて話すようにするというのも、笑いながら話す癖を治す方法の一つです。早口で話すと気持ちが急かされ、その焦りを隠そうと笑顔になることがあります。ゆっくりと落ち着いて話すようにすれば、焦ることがなくなり、笑って話す癖も治るといわれていますよ。
③責任感を持つ
笑いながら話す癖を治す方法として、責任感を持つようにすることが挙げられます。「仕事がどうなっても良い」「自分には関係ない」と思っていると真剣味が薄れ、表情が緩んでしまいます。
自分のやるべきことをきちんと把握して、「しっかりしなければ」と強い意志を持ってください。そうすることで責任感が生まれ、ヘラヘラと笑ってしまう回数も少なくなっていきます。
④原因を考える
自分がなぜ笑いながら話してしまうのか、原因を考えてみるのもおすすめです。ただ漠然と「癖を治したい」と思っていても、原因がわからなければ対処の仕方も見えてきません。原因を突き止めることができれば、癖を根本から解決可能になりますよ。
いくら考えてもなぜ笑ってしまうのかわからない…という時は、信頼できる友人や家族などに相談してみましょう。第三者からの意見を聞けば、解決への糸口を見つけられる可能性も高まります。
笑いながら話すようになる原因
笑いながら話す癖がついてしまうのには、環境や心情など様々な原因が隠されています。以下に、笑いながら話すようになってしまう原因をまとめていますので、参考にしてください。
①笑って許してもらえる環境で育った
笑いながら話す癖がついてしまう原因として、失敗を許してもらえる環境で育ったことが考えられます。どんなミスをしても笑えば許されてきたという経験が、癖を作り出しているのです。
②いじめられた経験がある
過去にいじめられた経験があるというのも、笑いながら話すようになる原因です。いじめられた経験がある人は、周りから嫌われたり怒られたりすることを恐れます。相手に敵意を持たれないよう、わざと笑顔を作っているのです。
笑いながら話す人の心理や癖の治し方を知りましょう!
笑いながら話すのには、焦っているのを知られたくない、自分の本心を見せたくないなど、様々な心理が隠されています。しかし笑って話す人に対して、周りが良い印象を抱くことは少ないといわれています。笑いながら話す心理を知って、癖を治す方法について考えてみてください。
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